工房について

WORKSHOP

技は、人から人へ。

百余年、三代にわたって受け継がれてきた手仕事。
その担い手と工房の物語をお話します。

PROFILE

代表のご紹介

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辻 洋一郎

YOICHIROU TSUJI

宝飾品工房 Shinkousha 代表
一級貴金属装身具製作技能士 / 職業訓練校指導員

伝統的鍛造製法を受け継ぐ、日本のジュエリークリエーター。東京都東大和市出身・在住。

1976年、祖父の代から続く宝飾品の職人の家系に生まれる。幼い頃からいずれは家業を継ぐものと思いながら育ち、大学卒業後、宝飾品の卸会社での修行を経て家業に入る。2015年、父から経営権を引き継ぎ代表となる。

QUALIFICATION & AWARDS

技能の証

QUALIFICATION
  • 厚生労働大臣認定 一級貴金属装身具技能士
  • 職業訓練校指導員
2007
社団法人全国技能士会連合会 最優秀賞 技能部門
2008
東京都職業能力開発協会 奨励賞 デザイン部門
東京都技能士会連合会 奨励賞 デザイン部門
2009
東京都技能士会連合会 最優秀賞 技能部門
2010
東京都技能士会連合会 優秀賞 技能部門
全日本貴金属技能士会連合会 優秀賞 デザイン部門
2009-2013
技能グランプリ全国大会 東京代表

HISTORY

百余年の系譜

約100年前

辻菊司、山梨県甲府市で奉公を始める。

10年後

東京・小石川に工房を構える。

1939年

第二次世界大戦勃発により、練馬区石神井 → 杉並区中通り → 杉並区今川と避難を余儀なくされる。

戦後

菊司の息子達が次々と家業を継ぎ、隆盛を極める。

1975年

五男・光夫が独立。宝飾品工房「新光舎」を立ち上げる。現在のShinkousha のはじまり。

2015年

現代表・辻洋一郎が経営権を引き継ぐ。

PHILOSOPHY OF CRAFT

宝飾品が人にもたらす価値とは

ティファニーとの出会い

中学生の頃、父・光夫が客から預かっていたティファニーのソリティアダイヤリングと出会いました。「美しい!」幼い私が表せたのは、そんな直感的な感想でしかありませんでしたが、これまでの日本のジュエリーとは違う、シンプルでシャープなデザインのリングの美しさを見たときの衝撃は、今でも忘れることができません。

「あれを超えたい」それが当時の幼い私の野心でした。

世界的ブランドの研究

それからというもの、ティファニーに限らず、カルティエ、ハリー・ウィンストンなど、世界的なジュエリーブランドの作品を本などで研究し、また実際に手にして見てきました。さまざまな宝飾品を目にする中で、また実際にお客様の宝飾品を製作していく中で、私の心の中に生まれてきたのは「宝飾品が人にもたらす価値とは何なのだろう」という問いでした。

新たな宝飾品の価値の探求

私たちは、これまでに一万を超える宝飾品をお客様に提供させていただきました。

昨今、個性の重要性などもうたわれ、宝飾品のデザインも、より複雑化して個性を表現していく傾向にあります。ですが、それでは本来の宝石の美しさ、宝飾品としての価値がその複雑さの中に埋もれてしまいます。

そもそも私たちの考える個性とは、複雑化させて人とは違うものを表現するのではありません。「シンプルなものを作っても、製作者や身につけるお客様によって微妙に変わるその風合い」。それこそが個性であると考えています。

どんなにシンプルなものでも、私たちが作り上げた宝飾品は、研ぎ澄まされた凜とした雰囲気をまとい、鍛造だからこそ生まれるシルクのようななめらかさ、透明感のある輝きがあります。そんな上質な体験をお客様に提供しつつ、新たな宝飾品の価値を求め続けていきたいのです。

これこそが、「新生Shinkousha」のテーマであり、新たなるストーリーの始まりです。

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販売員はいません。
あなたの宝石と向き合うのは、職人本人です。